葬式から納骨

葬式から納骨するまで

葬式から墓に納骨するまで–由来を交えて–

 実際に両親などが亡くなった場合、お葬式から納骨までを取り仕切るのは残された遺族です。その時、おそらく多くの人がどういった流れで納骨まで進めていけば良いのか、わからない状態だと思います。一般的な流れ程度は把握しておくと、ゆとりをもって取り仕切っていけるでしょう。まず、葬儀を執り行う場合には、葬儀社などと相談しながら進めていくことになります。どういった葬儀のスタイルを選ぶかによって流れは異なりますが、基本的にはその葬儀社からの依頼をこなしていく形になると思います。
 しかし、葬儀から納骨までは遺族が色々な選択を迫られます。例えば、葬儀が終了すると遺体は火葬場で荼毘にふされますが、その後遺骨をどのように扱うかということについても、違いが生じます。一つの方法としては火葬場からそのまま墓へ向かい、そのまま納骨をしてしまうケースもあります。しかし、お墓の準備が整っていない場合などは一旦自宅へ遺骨を運び、納骨まで手元供養を行う方法もあります。また、近年ではお墓へ遺骨を納める前に一時的に別の場所へ安置する方法も普及してきました。
 遺骨を納める際には僧侶を招いて読経をしてもらうのが一般的で、参列者は読経の後にお墓で焼香を行います。日本の葬儀では遺体を安置した祭壇を準備して僧侶による読経が行われるスタイルが一般的です。遺族、近親者、友人などの順に焼香を行い、最期の別れを惜しみます。しかし、こういった葬儀のスタイルは国によって大きく異なっているようです。例えばイギリスではまず遺体が棺に納められ、その後教会へと運ばれます。教会での葬儀が終了すると土葬、もしくは火葬が行われますが、火葬の場合には日本の様に収骨が行われることがありません。
 イギリスでは葬儀はどちらかと言えばプライベートなものとしてとらえられているため、日本の様に多くの人が集まって別れを惜しむようなスタイルは一般的でないようです。また、チベットでは現在でも鳥葬が行われています。遺体を鳥に食べさせるという方法で、日本人からすると少し違和感がありますが、チベットではこの方法が一般的です。また、非常に特徴的なのがハワイの葬儀で、日本のイメージとは違い、かなり華やかな葬儀が営まれます。
 参列者も色とりどりの服装でアクセサリーなどを付け、歌やフラダンスといったショーまで行われます。この様に世界に目を向けてみると、葬儀のスタイルは様々です。しかし、どの国でも同じなのは、死者を弔うという気持ちだと思います。日本では納骨をした後もお墓参りなどを行って死者の霊を供養し続けます。葬儀からお墓への納骨まで色々な実務があり大変ではありますが、大切な人を供養する気持ちを忘れないことが何よりも大切でしょう。

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