墓参り
墓参りの仕方
盆と彼岸の違いからの墓参りの仕方
日本では、年に何度かお墓参りや納骨堂へのお参りを行うと良いとされている期間があります。その代表的なものはお盆や春秋のお彼岸、お正月、年回忌法要などです。もちろんこの時期以外にも色々な報告を兼ねて納骨場所へのお参りをするのは良いことです。しかし、欠かすことのできない日には、できるだけ家族揃ってお墓へ足を運ぶようにしましょう。納骨時には納骨式といって僧侶を呼んで経をあげてもらいますが、こういった法要の際にも読経をする習慣があります。それでは、このお墓参りを行う代表的な日とされているお盆とお彼岸ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
実は、お盆は日本独自の習慣ではありません。お盆の考え方はもともとは仏教に基づいていますので、その起源はインドにあると言われています。インド仏教ではウランバナという習慣があり、これは餓鬼道に落ちた母親の供養を行ったところ、母親の霊を救うことができたという故事に由来しています。そこからウランバナでは先祖の供養を行うという考え方が生まれ、これが日本へ伝わってお盆になったと言われています。日本は昔から神道に基づいて先祖の霊を信仰していましたので、ウランバナと同じ様な習慣はあったようです。これが盂蘭盆として伝わったウランバナと結びつき、日本にもお盆の習慣が根付きました。
そのため、お盆には先祖の霊を供養するための色々なイベントが開催されます。その代表的なものは、盆踊りでしょう。盆踊りでは、お盆に帰ってきた先祖の霊を、再び送り出すための踊りが捧げられます。お盆の行事は地域によって特色があり、色々な行事となって今も続けられています。一方、お彼岸はお盆とは違って日本独自の習慣です。春分の日と秋分の日を中心として考え、その前後3日間がお彼岸と言われ、先祖が納骨されているお墓のお参りや寺院での法要が行われています。
彼岸とはそもそも向こう岸という意味の言葉で、この時期には極楽浄土があるとされている西に太陽が沈むことからお彼岸のお墓参りが行われるようになりました。仏教行事として定着しているお彼岸ですが、実は日本の風土に沿った日本独自の習慣なのです。お彼岸にはお盆のような行事ではなく、個々の家庭でお墓参りが行われます。また、寺院などでは法要が営まれ、彼岸の先祖にたいする感謝や供養の気持ちを表します。どちらも先祖の霊を供養するという意味では同じですが、もともとの由来とその行事が異なっています。混同することが無いように、それぞれの意味を理解しておくと良いでしょう。
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